
この間の連休を利用して、北海道へ旅行に行ってきました。
当方は昔から、北海道のお話を色々聞く機会があった為、ずっと行きたかった事もあり、今回思い切って行ってみる事にしたんですよ。
今年の2月くらいから計画を温めており、母君に話をすると自分も行きたいとのたまいましたので、母君を連れてのお旅行と相成りました。
父母はツアー等で行って来た事があるらしいんですけどね。
当方はまだ行った事が無かった為、北の大地は初めてです。
写真は新千歳空港から南千歳駅へ向かったところで、記念に1枚撮影しました。
まず初めに朝早く起き、空港に余裕をもって到着。
その後、フードコートで朝食を食べます。
折角空港に来たんだから、珍しいものとか、都会の名物とか食べたいですからね。
食事の後は空港の展望エリア等を見物。
そして保安検査。
飛行機に乗ること自体が久しぶりなので、トレーに何入れたらいいか分からず、荷物だけ検査に流して、衣服の中身が金属探知機に引っ掛かりました。
お財布とか携帯電話ですね。
迷惑かけるつもりなど毛頭御座いませんでしたが、もちろん全部取り出して再検査、体触ったりとか色々調べられましたよ。(笑)
保安検査の担当の方すみませんでしたー!!😅
それからも、航空券がトレーに紛れ混んで行方不明になったので探してもらったり等々、色々トラブル。
いや、トレー片づけるの早すぎだろ。
ちゃんと見てから片づけてくれよ、もう。
とは思いましたが、まあしょうがないよね、探して貰って無事見つかったからヨシ。
その後はトラブルは無く、順調にフライトして、念願の北海道へ到着。
新千歳空港は初めてですし、色々やってる内に予約した電車に間に合わないと、旅行計画が破綻しますので、撮りたかったけど撮影はしませんでした。
飛行機の到着も5分程遅れてましたし。
南千歳駅に着いた時点で、10~15分位の待ち時間でしたから、結果的にはそれで良かったかな。
早めの到着、大事ですね。
ここから向かう所は白老という所。
初めての土地で車で道路を進むのは困難です、事故とか起こしたら目も当てられない。
なので電車で移動することにしました。
南千歳駅から要予約の特急電車で40~50分程の土地ですね。
ダイヤ調べて思ったんですが、各駅停車とか殆ど走ってない、驚きの運行内容ですよ。
旅客は予約取れ、って事ですかそうですか。

運航スケジュールにこそ驚きはしたものの、予約して時間に間に合えばどうという事は無い、ごく普通の電車の旅です。
景色見ながらジュースとか飲んでる内に、あっという間に目的地へ到着。
まあ、地元で都会に出るのとあんま変わらん時間ですし、これ位なら全然ね?
到着後の天候は曇りです。
話を聞くと、白老という所は晴れる事が少ないんだそうで、旅行予定日も天気予報は曇りでした。
この日は民族共生象徴空間ウポポイを見学する予定です。
そういえば昔、ウッポポーイ! と元気に駆け回る女の子の漫画があったなあ、と思って調べてみたんですが、全く違ってた…。(笑)
正しくは北海道に元々住んでたという、アイヌ民族の資料館ですね。
母君がアイヌ民族の衣装の模様に興味があるらしく、初日はここで投宿する予定となっております。
手芸するんで刺繍してみたいとか言う事ですかね。
衣装とか模様いっぱいあるから、た~っぷり写真を撮影するよろし。
白老駅からポロト湖、その近くにあるウポポイ迄そんなに遠くないようです。
先ずはポロトミンタラというインフォーメーションセンターを目指すことにしました。
お土産も見ていけるようですし、それは翌日に買う事にしますかね。
ポロトミンタラは程なくして発見。
ちょっと中を覗いて、何が売っているのかを確かめます。
お土産販売と近くの名所を案内している様子でした。
買うのは明日に回して、目指すウポポイへ。
大きな施設のせいか人の往来がありますし、そっちへ歩けば良いんかな、と思ってたらその通りでした。
これなら、道に迷う心配はないですね。
ウポポイ用の大きな駐車場の隣の道を歩き、星野リゾートが運営する、界ポロトへ。
今回はここに泊まります。
春前の旅行計画時、長年の介護に疲れた母君が、折角北海道行くなら良い所に泊まりたい、とのたまいましたので、観光地(ウポポイ)のすぐ近くにこんなのあるよ、とこちらに決定。
宿泊時期が、北海道では観光シーズンの時期なんで、庶民にしてはちょっっっっっとお高い値段とはなりましたが、予約を取っておきましたよ。
実は飛行機代もね、しっかりかかってます。
安い時期に行きたかったんですが、寒い時期に行くのはヤダ、との事で。
ハハハ。(遠い目)
界ポロトで荷物を預け、ウポポイの観光時間を取る為、事前にリクエストしていた夕食時間を、19:30からの後半で取れたかどうか確認します。
ものすごい親切丁寧な対応で、荷物を預かってくれた上に、食事の時間もリクエスト通りにいけるんだそうで。
よっしよし。
これで結構な時間観光に回せる!
荷物を預けたら、意気揚々とウポポイの見物に向かいました。
簡単に駐車場に出て入口に向かえますし、ほんとすぐ近くなので迷わないし、時間食わなくていいですね。

ウポポイの入り口に入ると、影絵のようなものを描いたコンクリの壁が幾つもお出迎え。
何か静かで良い雰囲気の音楽も聞こえてますし。
いいなー、こういうの。
当方は大好きです、雰囲気で期待感が盛り上がりますね。
コンクリの壁を見ながら道なりに進むと、入場ゲート前の広場に到着。
この時点でお昼過ぎの時刻だった為、先ずは昼食を食べる事に。
フードコートもありましたが、カフェリムセという所で、アイヌ料理を堪能。
母君はキナオハウ、当方はユクカツカレーにしました。
ユクは鹿という意味らしいので、シカ肉のカツカレーという事になりますね。
アイヌ民族て何食べてるの?
と思ってたので、どんな料理があるのか知れて良かったです。
いや、流石に鮭捕って暮らしてた位は知ってますけどさ、どう調理してるのかとか、良く分かってなかったんで。
まあカレーは近代に入っての料理と思いますけど、鹿肉食べたかったんですよ、美味いし。
食事の休憩を終えたら、ウポポイのゲートから中に入ります。
最初に体験交流ホールに向かったら、丁度アイヌ民族の古式舞踊が始まるらしく、慌てて中に入りました。
そりゃね、古式舞踊は見た方が良いでしょ。
これも白老に来た目的の一つですから。
中に入ると説明を終え、丁度アイヌ民族の楽器の演奏が始まるところですよ。
うっわ、結構良いタイミング?
係の人に案内された座席に座って、古式舞踊を心ゆく迄視聴します。
独特の曲調で、掛け声とか舞いとか、雰囲気はもうばっちり。
いやー、良かった良かった。
アイヌの古式舞踊、どんなのだったかずっと見たかったですから、満足満足。
撮影はご遠慮ください、との事でしたので、撮影はしていません。
迷惑かけたらいかんからね、仕方ないね。
それからポロト湖畔を眺めたり、写真を取ったりしながら、ウポポイの奥へ。
奥の方にね、アイヌ民族の建築物、お家があるの調べてますんで。
アイヌ民族の人たちって普段どんな家に住んでたの?
というのはちょみっと興味がありましたので、アイヌ風お家の沢山ある所へ向かいます。

あったあった。
こんな形のお家なんだね。
色んな木を太く束ねて、家を作るってウポポイのガイドさんが言ってました。
一番手前の家が昔からある作り方の家。
他の家は現代の建築基準法に合わせて作った家らしいです。
それから一部の家は中が覗ける家があったり、中に入れるお家があったりしたので、上がらせてもらったり等々、色々楽しめる仕様。
中に居たガイドさんから、窓の方向や位置に意味があるというお話を伺えました。
服を作ってる人も居て、母君がアイヌ模様作り方を尋ねたり、服を見せてもらったり。
当方もアイヌ模様の服をたっぷり撮影。
もちろん、家の中もしっかり撮影させてもらったので、大満足の事この上無し。
配置とかも決まってて、何処のお家も大体こんな感じ?
みたいな風習も分かって、大変勉強になりましたね。
詳しく説明してくださった、ウポポイのガイドさんに厚く御礼申し上げます。
家から出ると、服を作る所を見た母君が突然予定に無かった、アイヌ民族の服を着る体験がしたい、とのたまい始めましたよ。
そういうのは先に言え!😩
いや、まあ、気持ちは良く分かるんですけどね。
道具を作ったり、民族衣装を着たりする体験は、人気があるのか全部予約制なので、今回は時間取れなくなってしまいましたし、残念ながらこちらは断念する事に。
入場時点で行ってれば、予約取れたかもしれんのに、残念だわー。
その後、資料館へ。
入口違う所かから入ってしまったので、お土産から見る事になりました。(笑)
当方はここでアイヌ模様のぐい飲みを購入。
良い感じだったので、持ち帰ってこれでお酒飲むと美味しいかなあ、と思った次第ですよ。
それから、アイヌ民族の歴史を20分位で見れるシアターがあったので、それを見てざっくりとアイヌの歴史を学びます。
これも撮影禁止ですので撮ってませんね。
現地に見に行ってください。
シアターで動画を見て、今まで良く分かっていなかった部分が、色々と良く分かりました。
色々アイヌ民族の方々が使った道具とか、着てた服とか、食べ物とか。
他、当方がウポポイを訪れた時期は、ウィーン万国博覧会とアイヌ・コレクションという催しが開催中で、ついでなのでそちらも見物していきます。
実に沢山の物が飾られていて、圧倒。
見物が終わり、とても勉強になりました。
昔北海道の方とチャットで意見交換した時は、端的に言うと知識が偏っていて、要領を得ませんでしたからねえ。
その時分からなかった事とか、知りたかった事が一気に解決。
矢張り百聞は一見に如かず、ですね。
特にアイヌ民族のお料理、興味があったので何時か機会があったら食べたいと思っていましたし、どんな材料を用いてどんな作り方してたとか、そういうのが知れて、自身の世界が広がった気がしました。
ウポポイはエンタメ性が無いって話でしたけど、当方は結構楽しめましたよ。
こういう所は勉強する場所ですから。
資料館から出てきたら良い時間になったので、界ポロトに戻りました。
フロントでお部屋の鍵を預かり、エレベーターまで案内してもらいます。
その途中、スタッフの方が温泉の泉質が良い事をしきりにアピール。
よほど良いんでしょうね、温泉は当方の目的の一つですし、入浴が楽しみになってきましたね。
お部屋でお茶した後、お夕食の時間まで間があった為、温泉に入浴。
事前に調べておいた△湯の方に入りました。
こっちの方が良いらしいという話はゲットしてますよ。
モール泉という、植物油が入っている珍しい温泉だそうで。
うん、ぬるぬるしたお湯がお肌に良い。
鉱泉や鉄泉みたく、肌に劇的な変化は現れないんですけど、しっとり感が残ります。
保湿はばっちりなんでしょうね。
泉質はかなり良かったように思いました。

さあさあお待ちかね、お夕食です!
食事なしプランも出来ましたけど、折角星野リゾート系列なんだから、という事で食事有りのプランを選択。
お写真は界ポロトのオリジナルドリンク、赤紫蘇スパークリングだそうです。
グラスなんで普通に頼めるお値段ですよ。
甘くてさわやか、食事に合う感じで、良いお酒でした。
それから界系のお夕食、当方は初めての体験ですが、宝楽盛りというのがデフォルトらしいですね。
楽しみにしてましたが、事前情報通りの内容。
母君も当方もしっかり楽しんで、最後まで食べきりました。
結構量が多そうに見えますが、実はあんまり多くない感じで、小食の母君も完食出来る内容となっておりましたね。
ここがとても良かったと思います。
食べ終わって寝て、朝起きた時の胸やけも無いし。
部屋に戻りしな、売店で見つけたおつまみを買って、お部屋の冷蔵庫からお酒を拝借。
うんうん、美味しくて良い感じ。
ポロト湖の夜景をたっぷり楽しんでから就寝しました。
いやー、ひっじょ~にエエ気分でございましゅ~。
朝起きたら食事後の一服、とばかりに△湯に突撃。
モール泉をたらふく楽しんだ後、朝食までのんびり過ごします。
朝食の時間が来て、のこのこと出向き、楽しみにしてたすり流したジャガイモに鮭のつみれ汁を堪能。
いや、これ美味しいわ。
ごはんもっと食べたかったですが、何か忙しそうでしたし、そのためお替り頼むのが遅くなってしまった為、おひつで持ってくるか聞かれた時も、残しちゃいそうですし、遠慮しておきました。
ぷはーっ、朝食、夕食共に満足です!
美味しかった~。
それから長時間お部屋でごろごろして、チェックアウト。
いや~、流石の星野リゾート系列ですし、泊まり心地は抜群でしたよ。
界ポロトの宿泊体験はまた後で別の記事にします。
ポロトミンタラに向かい、お土産を買い漁る。
そしてウポポイのフードコートに戻り、白老牛のラーメンを堪能。
白老牛の焼き串は前日堪能しましたけどね、すっごい美味しかったですよ。
流石ブランド牛。
フードコートでお茶して、ゆっくり過ごした後、白老を離れました。
次は洞爺湖へ向かいます。

白老で撮った最後の一枚。
行きは置いてある事に気づかなかったんですよ。(笑)
撮影出来て良かった。
今日はこの辺で。
それでは、当ブログをごゆっくりご覧ください。